2006年01月05日 - そのときどうするウイルス感染、って

 前回の特集 あなたは完璧くん?それともダメダメくん? そのときどうするウイルス感染・前編・(SAFETY JAPAN 2005 [特集]-日経BP社)は、こちらのブログの2005年12月26日 - 完璧なウイルス対策なるものと、マルウェア対策の誤解にてネタとさせていただき。大変楽しめました。
 説明しづらいんですが。諸般の事情にて「余は満足ぢゃ」状態で旨い酒を飲んでます。
 (詳細は謎、との事で)

 そのときどうするウイルス感染 - 後編 -がやっと出ました。前編はBlogのネタとし、また編集部宛てにフィードバックしましたが、返信は来ず。
 この連載は市川幸弘氏、田村奈央氏の共著なんですが、いずれにしても日経パソコン(2005年12月12日号)にて掲載されている記事の転載とは思っても見なかった。
 自分の感覚では後半、これは割とまともか?
 「次に書くとしたらばこれが残るネタだなぁ」との点が限りなくジャストフィットしたので、ほくそえんでおります。


 心しておくべきはウイルス対策ソフトの本来の役割だ。対策ソフトの本懐はウイルスの侵入防止と退治であり、ウイルスによる被害の修復ではない。
第五章 そのときどうする 退治したけど満身創痍

 ごもっともですね。そのような解釈が流布したのは、4年ほど前からでしょうか。
 今でも感染したらばアンチウイルスソフト、との視点には微妙に納得は行かないし、その点は同意です。



 ウイルスによってファイルが消されたり壊されたりした場合は、バックアップを取っていなければまずお手上げだ。
第五章 そのときどうする 退治したけど満身創痍

 「まずお手上げ」なのは事実ですが。場合によってはWordのバックアップファイルをFinaldataで拾うなどの手はあるような。
 と言うかウイルスうんぬん以前に、重要なファイルは常に他のメディアなり他のパソコンなり他のファイルサーバーにバックアップするのは基本なんですがね。またMOなどはライトプロテクトをかけておくなど。


 ウイルスを退治してもパソコンの不調が直らないなら、いっそのことリカバリーした方がいい。特に、未知のウイルスに感染している可能性が高いダメダメくんの場合、それらも一切合切退治できるからリカバリーするのが無難だ。
第五章 そのときどうする 退治したけど満身創痍

 それは事実なんですが。
 リカバリー・再インストール直後のWindowsXPを安全に最新の状態に更新する程度の配慮は払った方が利口だよ。

 またアンチウイルスソフトメーカーの技術情報などを眺め、リスクが低いと判断されるようなウイルスであるならば、リカバリー操作はわざわざやらなくてもいいような。
 一からマッサラな状態より普段使っている状態まで復旧するために、どれほどの時間と労力が必要なのか。考えてもらいたい。ましてやそのリスクを考慮せずに「感染したらば即リカバリーで初期状態は、あまりにも惨いのではと。
 (蛇足だが、Lucaさんが今使ってる普段使いのパソコンをリカバリーし再セットアップし、各種アプリケーションの設定なりOSの設定を全てこなすには20時間程度の時間を要するだろう。TrueImageなどのソフトウェアよりのバックアップファイルを利用すれば2時間程度だが。)


 外付けハードディスクやUSBメモリー、DVD、CDやMOなどの外部記録メディアに保存されているファイルもスキャンしておこう。
第五章 そのときどうする 退治したけど満身創痍

 感染していない安全なパソコン上にてウイルススキャン、だな。
 大体感染中のシステムにて運用されているアンチウイルスソフトは、そのスキャン結果にはどこまで信頼できるものなのかは大いに疑問だ。


 ただし、補償を受けるには不正利用が発覚してから一定期間内に所定の書類をそろえてサービス提供会社に提出することと、ユーザー側に被害を助長したような重大過失がなかったことが条件になることが多い。
補償で胸を張るために

 利用明細を日頃よりチェックするよう説明するべきである。限度額を超えた買い物やクレジット会社より不審をもたれるような場合を除けば、クレジット会社よりの電話連絡はまずは無いのではなかろうか。
 また「補償で胸を張るために」との見出しがどうもなぁ。ユーザーの瑕疵は何パーセントかは存在するのだし、そこで「(胸を張って)マルウェアに感染したんだから自分は何も責任は無いんですよぉ」と唱えるならば、自分がVISA社員ならば相応に腹が立つだろう。
 まさか、マルウェアに感染した結果実生活にて金銭的被害を蒙った場合、その責任なり瑕疵は皆無とでもおっしゃるんだろうか。


 実際におわびのメールを送るか否かは本当に悩ましい。
おわびメールは正直悩む

 個人ならば感染拡大に備え連絡するのは当然なのでは?(企業ではどうなのか、自分は判断がつかないが)。
 メールの送信元ヘッダを偽造うんたらは、全く別次元の話なのではなかろうかと。
 (独自のSMTPサーバーを実装しているウイルスの場合は、送信先がわかりづらいのは同意だが)
 自分ならば、自宅で使っているパソコンがマスメーリング型ウイルスに感染したらば、アドレス帳に登録している全ユーザーにそのように連絡するが、「最初にこれを読んで下さい」とかのわかりやすい件名で送信するだろう。
 いずれにしてもこのような場合に「恥をかくのは嫌だ」とかそんな理由にて知人に迷惑をかけた可能性を省みず、恥ずかしい思いをしたくないとの理由で口をつぐみ知らないフリをするのはなぁ。
 それらの点は、人により様々な考えがあるのだろう。


 この手のウイルスもあるので、Windows Updateはたまには手動で実行してみよう。
第六章 そのときどうするソフトを更新できない

 文意が全く不明。アンチウイルスソフトの動作を妨害するウイルスについて言及しているようなのだが。自分は何を言いたいのか全く理解できない。
 誰か説明して下さい。


 また、Windows XP SP2はウイルス対策ソフトの期限が切れると警告を出すので、SP2をお使いならWindowsも更新を催促してくるはずだ。
第七章 そのときどうする 使用期限が切れていた

 セキュリティセンターについての言及ですかね。
 これに対応されていないアンチウイルスソフトが複数存在する現状については、一応書いたらば宜しいかと。


 だが、ウイルス感染の疑いがあるパソコンでカード決済は考えもの。ダメダメくんの場合、キーロガーが入っている可能性があるからだ。
カード決済は考えもの

 うん?なるほど、そのような視点は正解ですね。
 (と高圧的に褒めてみる)
 アダ被でダウンロード販売を推奨せずパッケージ版の購入を促すのは、感染後にゴタゴタさせずにリカバリー操作後にも速やかに対応できるようにとの配慮でしたね、確か。
 この記事を眺めて、初めて役立つ情報を得ました。


 ウイルス対策機能に限ってはどれも大差ないから
体験版でも機能は同じ

 いや、その中に明らかに怪しいあまりにも評判が悪いソフトが2つ掲載されておりますが。
 (具体的にどれとは明記しないでおく)
 ネット上にてはそれらの評価を掲載しているサイトもあるし、まず自分で試してから推奨したらどうですかね。
 「大差ない」と明言なされるならば、当然紹介なされたソフトウェアは全て自身でテストしたんでしょうか。