2005年02月14日 - FUD-恐怖(fear)・不安(uncertainty)・疑念(doubt)-悪質なマーケティング

 FUDと呼ばれるマーケティング手法について、最近興味がある。FUDは体脂肪か何かの指標のように見える単語だけど。こんな感じ。


 マーケティング手法の一種にFUDというものがある。FUDとは、恐怖(fear)、不安(uncertainty)、疑念(doubt)の頭文字をとった造語で、何らかの脅威があるとして恐怖・不安・疑念を煽(あお)り立てれば、不安を逃れるために宣伝されている商品を買わずにはいられなくなるという心理を利用する手法のことだ。
「ウイルス神話」の正体を暴く独立系サイト、資金難で休止寸前(Wired News)


 広告の表示がうっとおしいならば、こっちのテキストのを。
 http://hotwired.goo.ne.jp/i/news/20030708306.html
 Luca日記でも以前取り上げたが。マルウェアを配布する業者が、何かの製品を購入するよう強要するのもこのFUDなのだろう。
 一例としてITMediaの「スパイウェア除去ソフト、今度は「ユーザー脅す」広告に苦情(ITmedia)(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0402/12/news084.html)」がわかりやすいだろう。
 このように悪質すぎる例は、倫理的にも当然駄目だと思われるんだけど。
 大体、エンドユーザーをマルウェアに感染させて、「助けて欲しければ金を出せ!」と強要するのは、違法なような気がする。

 そこまでいかないにしても、FUDと言えるのかどうか、微妙なんだけど。
 よく店頭でアンチウイルスソフト製品のコーナーにて、「このソフトを導入していたらば、XXXXウイルスの被害に遭いませんでした!さぁ買って!」とか、そんな張り紙を見る。

 わかるんだけどね、まあ。
 先日Googleから見つけた某掲示板にて、相談しにきた初心者に対して、必要以上の数のソフトウェアの導入を推奨する書き込みを見つけた。
 確かに初心者層に対しては、事細かにアドバイスするよりは、対策製品を導入するよう薦めるのが近道だし。 また十分に対策をしていたつもりだとしても、Microsoftのパッチのリリースが間に合わなかったり、また未知の手法で何かを頂いてしまう例もあるんだろうけど。

 それはよくわかるんですよ、はい。だからそのような書き込みが無用だとは言わないんだけどさ。
 ただそれも限度があり、やり過ぎや薦め過ぎは、どうなのかなー。ちょっとじっくり考えてみたい。

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このブログは、Lucablog 2005-02-12 FUD - 悪質なマーケティング(http://d.hatena.ne.jp/LucaLuca/20050212#p3)を修正・加筆し移転したものです。