2005年02月06日 - Spybot S&Dと、マルウェアのSpybot

 SpyBot S&Dはスパイウェアなどを駆除するためのガイドとなるソフトであり、怪しいものではない。
 しかしながら最近、妙な話が湧いているのだ。

SpyBotという名称のマルウェア


 ところが紛らわしい話なんだが、SpyBotの検出名のマルウェアが流行している。
 つまりセキュリティツールのSpyBotと、マルウェアのSpyBot、全く異なるのに同じ名称のものがあるのだ。
 マルウェアに、既存のソフトウェアの名称と同じ名称を付けなくてもいいような気がする。
(わざとやったのか、それとも偶然なのか。その辺りの事情はわからないが。)
 これにより「既存のSpyBot S&D」は、「マルウェアのSpyBot」と混同されたりはしないんだろうか。

 現に検索エンジンでSpyBotを検索すれば、「マルウェアのSpyBot」を含む記事が割とよく上位に散見される。いずれSpyBotを検索したらば、アンチウイルスソフトメーカーの「マルウェアのSpyBot」ばかりが表示され、そして「既存のSpyBot」はマルウェアとして誤解されたりはしないんだろうか。

 アンチウイルスソフトメーカーの検出名は、こんな感じ。
 Win32.Spybot(Computer Associates)
 WORM_SPYBOT.GEN(TrendMicro)
 BAT_SPYBOT.A(パターンファイル596よりBAT_MUMU.Aに改名)(TrendMicro)
 WORM_SPYBOT.A(TrendMicro)
 W32.Spybot.dr(Symantec)
 W32.Spybot.Worm(Symantec)

 こんな記事があるのだが。既存のSpyBotとは異なるものだと明記されていないし。
 (これはアンチウイルスソフトメーカーの責任であり、記事を書いた者の責任ではないのだが)
 いずれSpybot S&Dのブランドイメージが、この同じ検出名のマルウェアのために下がるのは確実のような気がする。


「ここ数カ月,目にするのは『bot』と呼ばれるワーム(ウイルス)ばかり。11月25日現在,“代表的”なbotであるSpybotには5084種類,Randexには1970種類,Gaobotには1880種類の変種が存在する。
「変種が続出する“オープンソース”ワーム,『Spybot』には5000種類以上の変種」――シマンテック(ITmedia)


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このブログは、Lucablog 2005-02-06 SpyBotと、マルウェアとしてのSpyBot(http://d.hatena.ne.jp/LucaLuca/20050206)を修正・加筆し移転したものです。