2005年01月27日 - SpyBotとSpyHunter、Googleのアドワーズ広告の悪用

 少し古い話だが、Bottom Dead Centerさんの関連記事を紹介する。


 Spybot-S&D の公式サイトをご覧の方はご存知だと思いますが、少し前から Google のアドワーズ広告についての注意が促されています。
 このアドワーズ広告と言うのは広告主が検索ワードに対して自由に広告を表示できるシステムだそうです。それの何が問題なのかと言うと、Spybot と入力して検索を行なった際に表示される検索結果に、フリーウェアである Spybot-S&D とは全く関係の無い、シェアウェアの SpyHunter の広告(スポンサーと書かれている部分)が表示されしまうのです。
 この件に対して、Spybot を商標登録している PepiMK Software は Google への抗議を行い、対策すると言う約束をとりつけたようですが、いまだに広告は表示され続けています。
 そして、最近では広告の一部が検索ページの一番上(プレミアムスポンサーシップ広告?)へも表示されるようになった為に、さらに紛らわしい状態になっています。
Google アドワーズ広告とSpybot(Bottom Dead Center)

 つまり世界で最もメジャーな部類のアンチスパイウェアソフトのSpyBotを検索したらば、全く関係が無い企業が「SpyBot」の単語をGoogleのアドワーズ広告に登録しているため、「漁夫の利」を得ているとの話である。
 要するに、NECで検索したらばSOTECが何故かアドワーズ広告に出た、みたいな話。
 えげつないな、これは。

SpyHunterの評判は、芳しくはない


 このSpyHunterは、実際に試した経験は無いので、あちらこちらからの引用と伝聞のみにて書く。

 これはAd-awareで有名なLavaSoftのフォーラムにて、「Bogus Spyware Removal Tools. A list of Rogue Programs that will do you more harm than good.(http://www.lavasoftsupport.com/index.php?showtopic=31627)(インチキなスパイウェア対策ソフト。Goodよりむしろ有害な、手に負えないプログラムのリスト。)」中にて紹介されている。

 またGoogleにてSpyHunterで検索したらば、このようなフォーラムの書き込みを発見した。原文への直接のURIでは閲覧できないので、Googleのキャッシュにて紹介(見やすいように一部のみを抜粋する)。

 Name:Tina ( 04/04/30 15:16 )
 SpywareというパラサイトにかかっていますというWARNINGがMICROSOFT INTERNET EXPROLERから急に画面にでてきました。そして退治するためのSPYHUNTERといのをダウンロードするように書いてありました。

 Name:一言居士 ( 04/04/30 17:31 )
 何と無く Popup Ad の仕業の様な気が致します。理論的にも未だ SpyHunder をインストールして居ないのにどうやってSpyware (これはパラサイト、ウォーム、スパイウエアの総称の意味だと思うのですが)にかかっていると言うのは可笑しいと思いませんか(笑)?

 Name:さかな ( 04/04/30 21:40
 SpyHunterは偽広告を出してソフトをインストールさせ、スキャンして見つかったスパイウェアを除去したければ有償でソフトを買わせるという悪徳業者?!のようです^^;
返信フォーム(海外パソコン情報交換掲示板)のGoogleキャッシュ(http://216.239.57.104/search?q=cache:tzEAAYJ6wMIJ:www2s.biglobe.ne.jp/~yuuki/cgi/board-pc/res.cgi%3FNAME%3D%26ADDRESS%3D%26LOCATE%3D6668+SpyHunter+spybot&hl=ja&lr=lang_ja)


 今回紹介したフォーラムの投稿が事実で、事実誤認が無いとの仮定で書くんだけど。
 一言居士さんが書いた通り、どうしてこの時点で勝手にSpyHunterのポップアップ広告が出たんだろうか?
 SpyHunterの販売元は、エンドユーザーのパソコンにある種のブラウザハイジャッカーを感染させて、そしてそれを解決させるための対策ソフトを無理矢理紹介する流れによって、意図的に自社製品の購入を促す(強要とも言う)のだろうか。
 つまりマルウェア(Malware)を配布している業者と契約し、病原菌をばら撒いて薬を販売したとの推論が成立する。

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このブログは、Lucablog 2005-01-26 Googleの広告掲載-商標権侵害と悪質業者(http://d.hatena.ne.jp/LucaLuca/20050126)を修正・加筆し移転したものです。