2007年08月27日 - 「いいえ」が無いJWord - クローズボックスのみでは明示的拒否の手段は不親切
ソフトウェアのインストールやサービスの導入を勧めるポップアップ表示が出たらば、「いいえ」の選択枝が無いならば、どうしたらば良いのだ?
先日他所様のブログへのトラックバックスパムに興味を持って辿ったらば、ワンクリック詐欺サイトの宣伝だった。
小さいフォントサイズで冗長な内容のポップアップ表示には「はい」の選択枝しか無く途方に暮れたのだが、よく見ると本文中に申し訳無さげに「了承できない場合はクローズボックスを押して下さい」と記載されていた。
(2006年8月26日、キャプチャ画像作成のために再度閲覧したらば、「いいえ」の選択ができるようになっていた)
クローズボックスとは、ポップアップダイアログの隅に位置する、バツ印の部分だ。
(もちろん、無い場合もある)
本日ネット上で気になった人物を検索して閲覧したサイトにて、JWordの導入を促すダイアログが表示された。
環境はWindows XP SP2で、セキュリティ設定を「高」にし、アクティブスクリプトとページの自動読み込みを有効にした常用的状態である。

Internet Explorerの設定を「中」にしても同様であるが、無料インストールを押してもポップアップブロック機能とインストールのブロックで一応はストップされる。
許可すると、このソフトウェアをインストールしますか?なるダイアログが出て、やっとインストールしないとの選択枝が選べるようになる。

JWordのインストールに肯定的ならば、詳細を押して概要を閲覧し、http://www.jword.jp/intro/?agent=&partner=freett を読んでインストールするのだろう。
全面的に肯定・もしくは何も考えないならば、そのまま「無料インストール」を押すのかな。
でははっきりとNoを突きつけたいユーザーは、どうしたらば良いのだ?
回答は右上のクローズボックスを押して閉じる、なのだが。
最も最初の段階で表示されるダイアログ表示には、「いいえ」が無いのだ。
これはユーザーに配慮したフレンドリーな設計なのだろうか?
Windows XP の、SP未導入でインストール直後でIEの設定が中ならば、Windows2000 SP4でIEの設定が中ならば。
サイト表示直後にいきなりインストール寸前の状態に陥る。仕様許諾説明書の表示も説明も無しにだ。

だが今回の本題からは外れるので、これ以上は言及しない。
前述のワンクリ詐欺サイトにしても、JWordにしても、「いいえ」「インストールしません」「迷惑だから止めて下さい」なんて選択枝は表示されていない。
閲覧者はクローズボックスを押して、ダイアログを閉じるしかない。
だが、くだんのワンクリサイトは、小さいフォントでわかりづらかったものの、「クローズボックスを押して」との記載がありました。
これをもって某ワンクリサイトが顧客見込みユーザーに対して親切であるとは言いませんよ、もちろん。
ですがJWordのダイアログには、拒絶の手段としてのクローズボックスを押す操作が記載されていない。
JWordはワンクリサイトよりもユーザーフレンドリーではない。
JWordが導入を拒否する手段を、一番最初のダイアログ表示にて示さないのは、おかしいのでは?
初心者で被害に遭遇した方とよく話をするんですが、選択枝が無いからとりあえず「はい」を押した、また他の方は「いいえ」が無かったからとりあえず「はい」を押したと申されます。
何かを求めるポップアップ表示が出た際に、クローズボックスを押すという考えが備わっていない初心者層が存在するんだよね。
押し売り的な強要より逃れる手段として、ユーザーには「いいえ」の選択枝が提示されなければならないのではなかろうか。
それもクローズボックスで閉じるではなく、明示的に「いいえ」を選択できるようにだ。
普通、まともな企業のサービスであればだよ。「はい」「いいえ」のボタンは並んで鎮座するのが当たり前なんじゃ?
ワンクリではないが、Yes、Noいずれを押しても同じ画面が表示されるような悪質なサイトは幾度か目にした。
更にはクローズボックスを押したとしても「Yes」と同じ画面に接続された例を目にした経験がある。
極論であるのは十分に承知はしているが。
自分は以前より、こりゃまずいと思ったらば、判断が十分に下せないならば、またWindows Updateを行っているような場合では、タスクマネージャよりブラウザを落としてしまうよう薦めている。
特に資料やメモを残していないし。
これらについてはいずれ日を改めて。
JWordが勝手に・無断でインストールされる理由と経路の謎(2006年8月29日)
検索エンジン検索結果操作 - Yahoo、GoogleとJWord(2004年12月21日)
JWordとcnsminのスパイウェア・ブラウザハイジャッカー疑惑(2004年10月30日)
「いいえ」が選択できない、ワンクリサイト
先日他所様のブログへのトラックバックスパムに興味を持って辿ったらば、ワンクリック詐欺サイトの宣伝だった。
小さいフォントサイズで冗長な内容のポップアップ表示には「はい」の選択枝しか無く途方に暮れたのだが、よく見ると本文中に申し訳無さげに「了承できない場合はクローズボックスを押して下さい」と記載されていた。
(2006年8月26日、キャプチャ画像作成のために再度閲覧したらば、「いいえ」の選択ができるようになっていた)
クローズボックスとは、ポップアップダイアログの隅に位置する、バツ印の部分だ。
(もちろん、無い場合もある)
JWordのダイアログ表示は?
本日ネット上で気になった人物を検索して閲覧したサイトにて、JWordの導入を促すダイアログが表示された。
環境はWindows XP SP2で、セキュリティ設定を「高」にし、アクティブスクリプトとページの自動読み込みを有効にした常用的状態である。

Internet Explorerの設定を「中」にしても同様であるが、無料インストールを押してもポップアップブロック機能とインストールのブロックで一応はストップされる。
許可すると、このソフトウェアをインストールしますか?なるダイアログが出て、やっとインストールしないとの選択枝が選べるようになる。

JWordのインストールに肯定的ならば、詳細を押して概要を閲覧し、http://www.jword.jp/intro/?agent=&partner=freett を読んでインストールするのだろう。
全面的に肯定・もしくは何も考えないならば、そのまま「無料インストール」を押すのかな。
でははっきりとNoを突きつけたいユーザーは、どうしたらば良いのだ?
回答は右上のクローズボックスを押して閉じる、なのだが。
最も最初の段階で表示されるダイアログ表示には、「いいえ」が無いのだ。
これはユーザーに配慮したフレンドリーな設計なのだろうか?
他の環境では
Windows XP の、SP未導入でインストール直後でIEの設定が中ならば、Windows2000 SP4でIEの設定が中ならば。
サイト表示直後にいきなりインストール寸前の状態に陥る。仕様許諾説明書の表示も説明も無しにだ。

だが今回の本題からは外れるので、これ以上は言及しない。
Discussion - クローズボックスは、明示的拒否の手段として唯一のものであるべきか?
前述のワンクリ詐欺サイトにしても、JWordにしても、「いいえ」「インストールしません」「迷惑だから止めて下さい」なんて選択枝は表示されていない。
閲覧者はクローズボックスを押して、ダイアログを閉じるしかない。
だが、くだんのワンクリサイトは、小さいフォントでわかりづらかったものの、「クローズボックスを押して」との記載がありました。
これをもって某ワンクリサイトが顧客見込みユーザーに対して親切であるとは言いませんよ、もちろん。
ですがJWordのダイアログには、拒絶の手段としてのクローズボックスを押す操作が記載されていない。
JWordはワンクリサイトよりもユーザーフレンドリーではない。
JWordが導入を拒否する手段を、一番最初のダイアログ表示にて示さないのは、おかしいのでは?
拒否するに際して、有効な手段がクローズボックスのクリックのみは不親切
初心者で被害に遭遇した方とよく話をするんですが、選択枝が無いからとりあえず「はい」を押した、また他の方は「いいえ」が無かったからとりあえず「はい」を押したと申されます。
何かを求めるポップアップ表示が出た際に、クローズボックスを押すという考えが備わっていない初心者層が存在するんだよね。
押し売り的な強要より逃れる手段として、ユーザーには「いいえ」の選択枝が提示されなければならないのではなかろうか。
それもクローズボックスで閉じるではなく、明示的に「いいえ」を選択できるようにだ。
普通、まともな企業のサービスであればだよ。「はい」「いいえ」のボタンは並んで鎮座するのが当たり前なんじゃ?
Appendix - 「いいえ」なんて、信用できるのか?
ワンクリではないが、Yes、Noいずれを押しても同じ画面が表示されるような悪質なサイトは幾度か目にした。
更にはクローズボックスを押したとしても「Yes」と同じ画面に接続された例を目にした経験がある。
極論であるのは十分に承知はしているが。
自分は以前より、こりゃまずいと思ったらば、判断が十分に下せないならば、またWindows Updateを行っているような場合では、タスクマネージャよりブラウザを落としてしまうよう薦めている。
特に資料やメモを残していないし。
これらについてはいずれ日を改めて。
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Posted by Luca at 18:53
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2007年08月09日 - ブログやニュースポータル記事を、統計的手法を理解し正しく読み解く
統計学で飯を食っている身ではありませんが、自分のポカリと穴が開いたレベルでも「そりゃ違うでしょう!」と驚く場合も多々あり。
世の中の多くのアンケート記事なんて、恣意的な(わざと)曲解や、サンプリング段階での操作を得ている場合もある。アンケートにしたって誘導的質問で意図的に得られる回答を歪めている例をよく目にする。
「AがBより人気がある」とか「男は女よりもこうだ」との記事にて、提示されたデータにどれだけ信憑性があるのだろうかと。
「何%が支持した」。。。。。。。。。えっとね。データがどのようにして集められまた解釈されたのかを知らないと、情報発信者の意図に沿う形の単なるプロパガンダ的な操作を鵜呑みにしてしまうだけだよね。
思いつきであり寝る前にざざっと記載した内容なんですが、変な部分がありましたらば指摘して下さいな。
理想的にはあるアンケートを行うに際しては、「ある属性である立場の人々全て」を対象とするのが望ましい。
「女子大生が好むブランド調査」を企画するならば、理想的には全ての女子大生をアンケートの対象とすべきなんだ。
ですが実際には、時間や労力などの点で、無理じゃないですか。
だから100人や1000人の女子大生を選んでアンケートしなければならなくなる。つまり母集団(全ての女子大生)の一部を抜き出した標本調査だ。
では、対象とする女子大生を抽出するにはどうしたらばいいんだろうか。
当たり前の話を一つ。
高級ブランドの店舗にて手当たり次第に声をかけて、女子大生だと判明したらば、ワッと取り囲んでアンケートに答えさせるとする。
街角で同様に声をかけて、女子大生と判明したらば(以下略)
前述の場合は、高級ブランドの購買層を多く含めるのに対して、後者は一般的女子大生を対象とする。
アンケート結果は、同一になるんでしょうか?違うよね。
場所柄、ブランド品を購入しやすい首都圏と地方では、回答が全く違うやもしれない。
また特定の大学を対象としてアンケートするならば、入学金や初年度納入金・寄付金の額で経済的背景が違うんだから、アンケートの結果がかなり違ってくると予測される。
じゃぁ女子大生とブランドではなく、ウイルス対策ソフトウェアのシェア調査では?
交差点で見知らぬ人より得たアンケート結果、ヨドバシカメラの出口調査での結果、セキュリティ対策に取り組むようなサイトでのアンケート結果では、アンケート対象とする方のスキルや経験が違うと推察できますよね。
アンケートの入り口を制限したりまたどのような層をどう対象とするのかにより、得られる結果は容易に操作が可能である。
だから、アンケートの手法や対象者はどんな層なのかをチェックしなければならない
まともな企業のアンケートならば、どのように標本抽出したのかが記載されております。
ここまではOK?
有意差なんて小難しい単語が出てきたんだけど、簡単に説明するよ。
有意差とは、ある確率でA群とB群で違いがあるなどを指すもので。
凄くわかり易く書くと、男女間の投票行動が違うのは、単なる偶然のふれなのか、もしくは本当に違いがあるのかと判断するに際しての指標なんだ。
。。。。。わかりづらそうだね。
じゃあ、男女の投票行動(どの候補者に投票するのか)が違うのかを検証する作業を仮定してみようか。
元となるデータセットより統計ソフトウェアに突っ込んだデータを解析し、何パーセントで有意と表示されたとする。
1%の有意水準なら、「男女の間で違いがある、だけども1%の確率で違いがあると誤った判断をしている(第1種の誤り)」の意味。
#有意水準:ある仮説を棄却するための確率。危険率。
資料を眺める際には、有意水準が5%よりは、1%、0.00001%の方が、誤った判断を下す確率がより低いデータと言える。
だけども、1%水準で有意差が出たデータは5%水準で有意差が出たデータよりも5倍正しいという意味ではないし、違いが5倍あるとの意味でもない。
投票行動の出口調査を例としますか。
たった10人を対象としたアンケート結果、100人、1000人。
これらは同一に語られるべきなのか?
反復数とかサンプル数とか小難しい単語を並べると、誰も読んでくれなくなりそうなので、簡単に記載する。
たった10人だと、単なる偶然が左右しませんか?たまたま投票所から出た順番とか、そんな理由で。
じゃぁ、ゲームセンターに君は突撃し、どんなゲームが好きなのかアンケートしまくったとするね。
あるゲームセンターでの利用者の嗜好性は、たった数人よりのアンケートよりは、数十・数百人の方が、より確度が高いデータになるよね。
男女間でのある特定の事例に対する反応を記載した記事なり論文があったとする。
当然ながら、アンケート対象とした男女の数字は、正しい理解には必須なんですよ。
男が90人、女が10人ならば?男が10000人で女が10000人のアンケートとは、信頼性の次元は異なるよね。
わかりやすく書くと、「単なる偶然による違い」が生じる可能性を抑えるには、ある程度の人数以上より得たアンケートが望ましい。
ある数学ドリルが成績の向上に貢献するか否かを、たった10人でのデータと10000人のデータで統計解析して同等の価値があるでしょうか?
前者は「単なる偶然」である可能性がより高いものです。
とは言え。サンプルサイズが極端に多すぎると、新たな問題が生じます。
ある数学ドリルを利用したか否かによるテストの点数は、何十万人もの人数で統計処理してしまうと、わずか0.1とか(適当だけど)の微細な意味が無い違いにて、有意差が生じてしまう可能性があります。
統計的な有意差が出たとしても、これってどれだけの効果が期待できるのかと。
抽出する標本数(数学ドリルを利用した小学生・利用しない小学生)の数をそれこそ凄まじい数にまで増やすと、ほとんど効果が無い数学ドリルであっても、統計的有意差が出てしまうんですよ。
ある数学ドリルを利用すれば、100点満点で0.1点成績が向上します!。。。。。。えっと、これが統計的な有意差が出たとして、どれだけの意味がありますか?
では、アンケート時にかかるバイアスはどうなんだろうか。
ある質問が「男にとって(また女にとって)より都合が良い・回答しやすいものならば、アンケート被依頼者数と実際のアンケート回答者数の間にはかなりの開きが生じるよね。
有効な回答率が記載されていれば、チェックした方が良い。
<例として>
ある反社会的政治団体Aは、これこれこういう行動を行い、国民を裏切ってます。
そこで貴方に質問。
Aについて、どう思いますか?
アンケート結果が誘導できるのは、明らかですよね。こういうのを誘導的質問っていいます。
アンケート結果への回答や、また回答に応じるか否かがかなり変わってきますよね。
だから理想的には、アンケートの質問票が公開されているならばチェックした方が良い。
ある建築物に使われる構造物(梁とか)が所定の強度を満たしているのか否かを、君は検討しなければならないとします。
従来工法(A)の梁と、新たな技術での梁(B)が同等な強度を持っているのかを統計処理にかけるとする。
AとBの強度は、ほぼ同一で。統計的な有意差が無かったとするね。
統計的有意差なる単語を強く信望してしまうと、勘違いされる方が生じそうなんですが。
安価な材料を利用して作った梁Bが十分な強度を備えていると説明する目的では、有意差が無くてもいいんですよ。
(片側・両側検定を説明すると面倒なんで、略す)
何故ならば、経費の削減を行っても従来工法と同等の強度を維持できると説明するには十分だからです。
新薬の治験ではどうでしょうか。
ほぼ同様であるにも関わらず従来の薬剤以上の効能があると宣伝したいならば、既存の薬剤と新薬間に有意差が無ければ売り物になりませんよね。
ですが「作用部位が違うので、A剤やB剤耐性菌でも有効」と売り文句を掲げるならば、旧来の薬剤以上の治癒率を提示しなくてもいいやもしれません。
2007年8月10日 、ざっと読み直し更新。
世の中の多くのアンケート記事なんて、恣意的な(わざと)曲解や、サンプリング段階での操作を得ている場合もある。アンケートにしたって誘導的質問で意図的に得られる回答を歪めている例をよく目にする。
「AがBより人気がある」とか「男は女よりもこうだ」との記事にて、提示されたデータにどれだけ信憑性があるのだろうかと。
「何%が支持した」。。。。。。。。。えっとね。データがどのようにして集められまた解釈されたのかを知らないと、情報発信者の意図に沿う形の単なるプロパガンダ的な操作を鵜呑みにしてしまうだけだよね。
思いつきであり寝る前にざざっと記載した内容なんですが、変な部分がありましたらば指摘して下さいな。
サンプリング、標本抽出について
全数調査
理想的にはあるアンケートを行うに際しては、「ある属性である立場の人々全て」を対象とするのが望ましい。
「女子大生が好むブランド調査」を企画するならば、理想的には全ての女子大生をアンケートの対象とすべきなんだ。
ですが実際には、時間や労力などの点で、無理じゃないですか。
だから100人や1000人の女子大生を選んでアンケートしなければならなくなる。つまり母集団(全ての女子大生)の一部を抜き出した標本調査だ。
標本調査での歪み - 抽出バイアス
では、対象とする女子大生を抽出するにはどうしたらばいいんだろうか。
当たり前の話を一つ。
高級ブランドの店舗にて手当たり次第に声をかけて、女子大生だと判明したらば、ワッと取り囲んでアンケートに答えさせるとする。
街角で同様に声をかけて、女子大生と判明したらば(以下略)
前述の場合は、高級ブランドの購買層を多く含めるのに対して、後者は一般的女子大生を対象とする。
アンケート結果は、同一になるんでしょうか?違うよね。
場所柄、ブランド品を購入しやすい首都圏と地方では、回答が全く違うやもしれない。
また特定の大学を対象としてアンケートするならば、入学金や初年度納入金・寄付金の額で経済的背景が違うんだから、アンケートの結果がかなり違ってくると予測される。
目的とする層をターゲッティングする
じゃぁ女子大生とブランドではなく、ウイルス対策ソフトウェアのシェア調査では?
交差点で見知らぬ人より得たアンケート結果、ヨドバシカメラの出口調査での結果、セキュリティ対策に取り組むようなサイトでのアンケート結果では、アンケート対象とする方のスキルや経験が違うと推察できますよね。
アンケートの入り口を制限したりまたどのような層をどう対象とするのかにより、得られる結果は容易に操作が可能である。
だから、アンケートの手法や対象者はどんな層なのかをチェックしなければならない
まともな企業のアンケートならば、どのように標本抽出したのかが記載されております。
ここまではOK?
有意差の有無は、標本抽出バイアスと、標本数で変わる可能性がある
有意差なんて小難しい単語が出てきたんだけど、簡単に説明するよ。
有意差とは、ある確率でA群とB群で違いがあるなどを指すもので。
凄くわかり易く書くと、男女間の投票行動が違うのは、単なる偶然のふれなのか、もしくは本当に違いがあるのかと判断するに際しての指標なんだ。
。。。。。わかりづらそうだね。
有意水準と有意差
じゃあ、男女の投票行動(どの候補者に投票するのか)が違うのかを検証する作業を仮定してみようか。
元となるデータセットより統計ソフトウェアに突っ込んだデータを解析し、何パーセントで有意と表示されたとする。
1%の有意水準なら、「男女の間で違いがある、だけども1%の確率で違いがあると誤った判断をしている(第1種の誤り)」の意味。
#有意水準:ある仮説を棄却するための確率。危険率。
資料を眺める際には、有意水準が5%よりは、1%、0.00001%の方が、誤った判断を下す確率がより低いデータと言える。
だけども、1%水準で有意差が出たデータは5%水準で有意差が出たデータよりも5倍正しいという意味ではないし、違いが5倍あるとの意味でもない。
標本数とバイアスと、単なる偶然
投票行動の出口調査を例としますか。
たった10人を対象としたアンケート結果、100人、1000人。
これらは同一に語られるべきなのか?
反復数とかサンプル数とか小難しい単語を並べると、誰も読んでくれなくなりそうなので、簡単に記載する。
たった10人だと、単なる偶然が左右しませんか?たまたま投票所から出た順番とか、そんな理由で。
じゃぁ、ゲームセンターに君は突撃し、どんなゲームが好きなのかアンケートしまくったとするね。
あるゲームセンターでの利用者の嗜好性は、たった数人よりのアンケートよりは、数十・数百人の方が、より確度が高いデータになるよね。
男女間でのある特定の事例に対する反応を記載した記事なり論文があったとする。
当然ながら、アンケート対象とした男女の数字は、正しい理解には必須なんですよ。
男が90人、女が10人ならば?男が10000人で女が10000人のアンケートとは、信頼性の次元は異なるよね。
わかりやすく書くと、「単なる偶然による違い」が生じる可能性を抑えるには、ある程度の人数以上より得たアンケートが望ましい。
ある数学ドリルが成績の向上に貢献するか否かを、たった10人でのデータと10000人のデータで統計解析して同等の価値があるでしょうか?
前者は「単なる偶然」である可能性がより高いものです。
とは言え。サンプルサイズが極端に多すぎると、新たな問題が生じます。
ある数学ドリルを利用したか否かによるテストの点数は、何十万人もの人数で統計処理してしまうと、わずか0.1とか(適当だけど)の微細な意味が無い違いにて、有意差が生じてしまう可能性があります。
統計的な有意差が出たとしても、これってどれだけの効果が期待できるのかと。
抽出する標本数(数学ドリルを利用した小学生・利用しない小学生)の数をそれこそ凄まじい数にまで増やすと、ほとんど効果が無い数学ドリルであっても、統計的有意差が出てしまうんですよ。
ある数学ドリルを利用すれば、100点満点で0.1点成績が向上します!。。。。。。えっと、これが統計的な有意差が出たとして、どれだけの意味がありますか?
質問の仕方によっては、回答が誘導されてしまう
属性間の違い - または回答に至る数
では、アンケート時にかかるバイアスはどうなんだろうか。
ある質問が「男にとって(また女にとって)より都合が良い・回答しやすいものならば、アンケート被依頼者数と実際のアンケート回答者数の間にはかなりの開きが生じるよね。
有効な回答率が記載されていれば、チェックした方が良い。
誘導的な質問について
<例として>
ある反社会的政治団体Aは、これこれこういう行動を行い、国民を裏切ってます。
そこで貴方に質問。
Aについて、どう思いますか?
アンケート結果が誘導できるのは、明らかですよね。こういうのを誘導的質問っていいます。
アンケート結果への回答や、また回答に応じるか否かがかなり変わってきますよね。
だから理想的には、アンケートの質問票が公開されているならばチェックした方が良い。
有意差の有無は、論文に必須なのか?
ある建築物に使われる構造物(梁とか)が所定の強度を満たしているのか否かを、君は検討しなければならないとします。
従来工法(A)の梁と、新たな技術での梁(B)が同等な強度を持っているのかを統計処理にかけるとする。
AとBの強度は、ほぼ同一で。統計的な有意差が無かったとするね。
統計的有意差なる単語を強く信望してしまうと、勘違いされる方が生じそうなんですが。
安価な材料を利用して作った梁Bが十分な強度を備えていると説明する目的では、有意差が無くてもいいんですよ。
(片側・両側検定を説明すると面倒なんで、略す)
何故ならば、経費の削減を行っても従来工法と同等の強度を維持できると説明するには十分だからです。
新薬の治験ではどうでしょうか。
ほぼ同様であるにも関わらず従来の薬剤以上の効能があると宣伝したいならば、既存の薬剤と新薬間に有意差が無ければ売り物になりませんよね。
ですが「作用部位が違うので、A剤やB剤耐性菌でも有効」と売り文句を掲げるならば、旧来の薬剤以上の治癒率を提示しなくてもいいやもしれません。
更新履歴
2007年8月10日 、ざっと読み直し更新。
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2007年08月03日 - livedoor Blogにおけるコンテンツマッチ広告 - 「不適切な広告」の通報
本日livedoor Blog開発日誌にて、不思議なガイドが掲載された。
「不適切な広告」って、何なんだろか。
コンテンツマッチ広告、コンテンツ連動型広告とは、ブログやWebサイトにタグを貼り付けておけば、勝手にサイトの中身を判別して「適切」と期待される広告が表示される仕組みだ。
http://www.microad.jp/ でのMicroAdについて、livedoor Blogの管理画面より転載。
Google AdSenseとは、このようなものだ。
アフィリエイトタグ入りリンクを貼り付ける方法と異なり、手軽と言えば手軽なのだろう。
副次的効果として、公開しているページに関連するキーワードを含めた文章を毎回自動的に挿入できるために、ブログ検索などで検索した場合に「運営者が記載していない注目キーワードで拾われアクセスアップが期待できる」んだろうか。
(正直な気持ちとして、検索して開いたリンク先に期待した単語や記事が運営者の文章として含められていないと、かなりガッカリするのだが)
更には、どうでもいいような文章のみで構成されるブログエントリを大量に作成し、コンテンツ連動型広告でお小遣い稼ぎを狙うMFA(Make for Adsense)(4日、"Made for adsense"と訂正)と呼ばれる手口もある。
君がサラ金の悪質な取り立てに抗議するWebサイトを公開し、コンテンツ連動型広告が「どこどこのサラ金はいいですよぉ!」なんて表示したらば、どう?
危険かつ詐欺的なアダルトサイトの存在を警告する目的の真面目なサイトにて、エロサイトの広告が表示されたらば?
高校生の社会科見学を報じる記事に、「現役女子高生を借りる」なる文のリンクが自動的に表示され、リンク先がエロいDVDだったらば?
Webサイトを設立してネット社会に何かを訴えたいとの、君の真摯で真面目な気持ちは、果たして読者に十分に伝わるんだろうか。
君自身が十分にコントロールできないような内容のテキストやリンクは、十分に注意を払わねばならない。
ある時点では「まともな広告ばかり」表示されていたとしても、数ヶ月後にコンテンツ連動型広告として「またサイト運営の趣旨から望ましくない広告」に置き換わる可能性もある。
「不適切な広告」って、何なんだろか。
ブログの記事下に表示される広告につきまして、現在表示されている2種類の広告、「Google AdSense」および「MicroAd」につきまして、掲載されているブログの内容に適した広告が表示される「コンテンツマッチ広告」という仕組みを導入しておりますが、万が一、不適切な広告を見つけられた場合は、お問い合わせフォームから
お問い合わせの種類「ブログ」
お問い合わせの項目「広告について」
を選択し、ご連絡ください。
お客様のブログに表示される不適切な広告につきまして(livedoor Blog 開発日誌)
コンテンツマッチ広告、コンテンツ連動型広告とは、ブログやWebサイトにタグを貼り付けておけば、勝手にサイトの中身を判別して「適切」と期待される広告が表示される仕組みだ。
Webコンテンツの文脈やキーワードを解析し、内容と関連性の高い広告を配信するシステム。
サイト運営者にとっては、JavaScriptの広告タグを設置するだけで、コンテンツにふさわしい広告が自動的に表示されるため、アフィリエイト広告と比べてメンテナンスの手間がかからない。広告主にしても、自動的に自社商品やサービスと関連性の高いページに広告を出稿することができ、広告運営の手間をかけずに潜在客を獲得しやすいという利点がある。
コンテンツ連動型広告 【contents matching ad】(IT用語辞典 e-word)
http://www.microad.jp/ でのMicroAdについて、livedoor Blogの管理画面より転載。
MicroAdとは?
MicroAdとは、ブログの記事の内容に関連した情報(広告)が自動配信し、クリックされるごとに広告掲載料を得ることができるサービスのことです。
(うちのブログの管理画面より引用)
Google AdSenseとは、このようなものだ。
ウェブ サイト運営者様には: Google AdSense
Google AdSense では、お客様のサイトのコンテンツと一致する広告を配信し、サイトを訪問したユーザーがその広告をクリックすることで収益を獲得いただけます。テキスト、イメージ、動画など検索結果やコンテンツの内容に合った広告が配信されるため、サイト訪問者にとっても有益な情報になる広告が提供されます。
Googleの広告ソリューション(Google)
コンテンツ連動型広告の功罪
単なるスパム化
アフィリエイトタグ入りリンクを貼り付ける方法と異なり、手軽と言えば手軽なのだろう。
副次的効果として、公開しているページに関連するキーワードを含めた文章を毎回自動的に挿入できるために、ブログ検索などで検索した場合に「運営者が記載していない注目キーワードで拾われアクセスアップが期待できる」んだろうか。
(正直な気持ちとして、検索して開いたリンク先に期待した単語や記事が運営者の文章として含められていないと、かなりガッカリするのだが)
更には、どうでもいいような文章のみで構成されるブログエントリを大量に作成し、コンテンツ連動型広告でお小遣い稼ぎを狙うMFA(
MFAとは、Googleアドセンス広告(あるいは、その他コンテンツに連動するクリック課金方広告)で稼ぐこと「のみ」を目的に開設されたサイトを指します。サイトには、コンテンツ連動広告以外のコンテンツは存在しない、あるいは広告と並列して無意味な(全く価値のない)コンテンツを並列させているだけです。つまり、訪問者は広告をクリックするかブラウザのバックボタン(戻る)を押す以外に何もすることがないサイトです。
コンテンツ連動広告で稼ぐ人々(1) - MFAサイトとは?(渡辺隆広のサーチエンジン情報館 :CNET Japanブログ)
運営者が期待しないジャンルの広告は、Webサイトのイメージダウンにつながる
君がサラ金の悪質な取り立てに抗議するWebサイトを公開し、コンテンツ連動型広告が「どこどこのサラ金はいいですよぉ!」なんて表示したらば、どう?
危険かつ詐欺的なアダルトサイトの存在を警告する目的の真面目なサイトにて、エロサイトの広告が表示されたらば?
高校生の社会科見学を報じる記事に、「現役女子高生を借りる」なる文のリンクが自動的に表示され、リンク先がエロいDVDだったらば?
Webサイトを設立してネット社会に何かを訴えたいとの、君の真摯で真面目な気持ちは、果たして読者に十分に伝わるんだろうか。
君自身が十分にコントロールできないような内容のテキストやリンクは、十分に注意を払わねばならない。
ある時点では「まともな広告ばかり」表示されていたとしても、数ヶ月後にコンテンツ連動型広告として「またサイト運営の趣旨から望ましくない広告」に置き換わる可能性もある。
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2007年08月01日 - Sophos、日本でのファイル交換ソフト利用の情報流出を報じるのだが
ウイルス対策ソフトウェアなどで著名なSophos社は2007年7月20日、日本の警察官がファイル交換ソフトウェアを利用して捜査情報などを流出させた事例について報じた。
Cop loses job for using P2P file-sharing software(Sophos)
似たような情報流出騒ぎが多数起きている中で、何を今更と言われそうなんですが。
日本のニュースが海外で報じられるのを目にすると、ある問題が国外でどう見られているのかを知ることができるので、感慨深い。
気になる点として、所謂キンタマウイルスとか山田ウイルスについての言及が無いのだよね。
先日海外の知人よりWinnyについて質問されたものの、自分のフィールドワークの範疇から外れており、まとめサイトを見て得た程度の情報しか知らないし。
実態みたいなのはほぼ全くわからない。
付き合いも何も無い詳しそうな方に質問メールを送ったものの、返信も無いし。
山田ウイルスの「UPnP対応でポートを空ける」とは?(Lucablog, 2007年7月29日)で見知らぬ方より幾つかのサジェッションをいただきました。
一連の流出騒ぎは「暴露系ウイルス」と総称される類のマルウェアに感染した結果なのかなぁと、ボンヤリ考えてたんですが。
。。。。。自分、何か勘違いしてますか?(違ってたらば密かに教えて下さいな)
(外人の)友人による解釈だと、Winnyなるファイル交換サービスを利用しているパソコンにて設定をミスした結果だとしか受け止められていないような気が。
Winny利用者が公開すべきじゃないファイルを公開扱いしただけと解釈され、暴露系ウイルスの話題はさほど重要視されておらず・むしろ認知すらされていないような印象がありました。
Cop loses job for using P2P file-sharing software(Sophos)
似たような情報流出騒ぎが多数起きている中で、何を今更と言われそうなんですが。
日本のニュースが海外で報じられるのを目にすると、ある問題が国外でどう見られているのかを知ることができるので、感慨深い。
気になる点として、所謂キンタマウイルスとか山田ウイルスについての言及が無いのだよね。
先日海外の知人よりWinnyについて質問されたものの、自分のフィールドワークの範疇から外れており、まとめサイトを見て得た程度の情報しか知らないし。
実態みたいなのはほぼ全くわからない。
付き合いも何も無い詳しそうな方に質問メールを送ったものの、返信も無いし。
山田ウイルスの「UPnP対応でポートを空ける」とは?(Lucablog, 2007年7月29日)で見知らぬ方より幾つかのサジェッションをいただきました。
一連の流出騒ぎは「暴露系ウイルス」と総称される類のマルウェアに感染した結果なのかなぁと、ボンヤリ考えてたんですが。
。。。。。自分、何か勘違いしてますか?(違ってたらば密かに教えて下さいな)
(外人の)友人による解釈だと、Winnyなるファイル交換サービスを利用しているパソコンにて設定をミスした結果だとしか受け止められていないような気が。
Winny利用者が公開すべきじゃないファイルを公開扱いしただけと解釈され、暴露系ウイルスの話題はさほど重要視されておらず・むしろ認知すらされていないような印象がありました。
Posted by Luca at 21:20
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