2005年09月19日 - デマウイルス(hoax virus)の罪

 デマウイルスなるものがあります。
 これは存在しない脅威があるように虚偽の情報を流し、ウイルスなりに感染していないユーザーを不安に貶める目的のものです。
 時にはこれらはチェーンメール化し、Windows既存のファイルがあたかもウイルス感染時に作成されるファイルであるように扱われ、それにより感染もしていないユーザーを不安に貶めます。

 Symantecによれば、このように解説されております。

 毎年数千種類の新しいウイルスが発見されますが、実際に存在しないウイルス、つまり「デマ」ウィルスの情報が流れています。また、これらのウィルスがNAVでサポートされているかについて、問い合わせが増えています。
 これらは、全て存在しないウィルスです。
 デマウイルス(Symantec)

 またJCSA(日本コンピュータセキュリティ協会)のページなども見ていただければ、一層理解が深まりそうな。
 ウィルスデマ情報(JCSA)

アフィリエイト広告へ誘導する目的のデマウイルス(hoax virus)


 デマウイルスの一例なんですが。先ほどこのようなサイトを発見し、大変嫌ーな気分を味わってます。
 「ディスプレイを汚す新種ウイルス 〜 連休明けに注意を(bogusnews)(http://bogusnews.seesaa.net/article/7022734.html)」
 丸ごと引用してしまうんですが。

 ワクチンソフトベンダー各社は17日、新種のコンピュータウイルス「W32. OPTICALILLUSION」 (OPTILL)が大流行の兆しを見せているとして警告を発した。
 パソコン本体のデータを破壊するなどの害はないが、「PCに接続されたディスプレイを劣化させる」のが特徴。
 ワクチンベンダーは下図のようなテストパターン画像を提供している。
 白線の交叉点に灰色がかかって見えたらOPTILLに感染している可能性がある。
 「ディスプレイを汚す新種ウイルス 〜 連休明けに注意を(bogusnews)(http://bogusnews.seesaa.net/article/7022734.html)」


 この白黒格子は、心理学のテキストにはよく紹介されているんですが。
 「白線の交叉点に灰色がかかって見えたらOPTILLに感染している可能性がある。」との一文なんですが、この交差点が薄い灰色に見えるのは目の錯覚であるとの話は、大変有名なんですね。
 つまりこの「ディスプレイに汚れているようなシミが現れる」との現象は、目の錯覚により多くの方が感じる現象を、あたかもマルウェア(ウイルスなど)による被害であると誤認させる目的のネタ。

 bogusnewsにてエンドユーザーの不安を煽るために用いた錯覚について詳しく解説されているサイトがあるので、この目の錯覚について興味がある方はじっくりと閲覧していただきたい。
 心に浮かぶハートマーク

 bogusnews、直訳すれば「インチキニュース」の意味なんですが。
 運営者は、やっていい事と悪い事の区別もつかないんでしょう。これはあまりにもシャレになっていませんって。デマウイルスとしては大変悪質なもので、冗談で済まされるような話ではありません。

 bogusnewsが流布したウソを信じて、泣く泣くリカバリーする方が居るのかどうかはわかりませんが。
 他人を不安に貶めた責任を、どう取るつもりなのでしょうか。

 bogusnewsの今回の記事は、意図的に誤った情報・デマを流し、Amazonのアフィリエイト広告より収入を得る目的と考えられる(FUD-恐怖(fear)・不安(uncertainty)・疑念(doubt)-悪質なマーケティング(Semplice)ですね)。


2005年12月27日追記
 一見するとどうでもいい事柄なんですが。
 最近このページへのアクセス数が何故か急増しており、コメントを見直して初めて気付いたんですが。
 こちらはBogus Newsへのアンカーを書き引用の事実を明記したにも関わらず、何故に2005年09月23日、「表示無しの丸ごと引用は、著作権侵害ですが?w」なるコメントを書いたんだろうか。
 ネット世界って、悪意に満ちているんですね。
  

2005年09月18日 - 片手が使えない事態に陥ったらば

 馬鹿っぽいネタで、大変恐縮なんですが。
 ノラを捕獲してナデナデしようとチャレンジしたらば、相手はなんか本気で怒りまくって。全力で噛まれました。
 で、その傷口から膿がジュルジュルで、左手で細かい作業ができません。


 最近やっと、右手+左手のどれか一本の指でのタイピングにも慣れてきました。と言うか、さっさと病院行けと自分に。


 右手だけだとホームポジションの移動に大変苦慮します。
 左手全体を動かし、どれか一本の指を何とかキーの位置に移動させ、手全体で投下して押す。この操作ができるだけで、大変助かります。
 大体、両手が自由な時期と比較して40%程度の速度で入力が可能でした。
 ただミスタイピングの機会が増えますので、BackSpaseキーの頻度は上がります。

 身障者とか、不慮の事故のため容易にはパソコン操作ができない方がいたとして。これまではどうしたらいいのかと漠然と考えてたんですが。自分がそのような身になると、俄然現実味を帯びてきます。

 とりあえず自分で考えたなり、多くの方からのアドバイスなんですが。
 このような方法がとりあえず挙げられます。

  1. 音声入力
  2. 視線入力でソフトウェアキーボード
  3. 口・舌・また口に咥えた棒など
  4. TabletPCの手書き認識(これは利き腕が生きている場合には有効)
  5. 誰かに口述筆記してもらう
  

2005年09月11日 - 警視庁とJWord - 有害サイト情報提供、どちらが有害サイト?

 迷惑なプラグインとブラウザハイジャッカーで有名なJWordについて、中々興味深い動きがあったので紹介する。

 ITmediaによれば、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターなるものが「有害サイト」の情報をとりまとめ、これらを犯罪関連サイト情報として提供しているようなのだが。
 何を勘違いしているのか、警視庁がこれをJWordに提供するとの事。


 検索サービス「JWord」は9月9日、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターから、犯罪関連サイトの情報提供を受けると発表した。
リストに掲載されたサイトをJWordのエントリーから除外し、サイト閲覧の安全性を高める狙い。
 エントリーからの除外に加え、ブラウザ用JWordプラグインの拡張機能として、有害サイトフィルタリング機能を年内に追加する予定だ。
警視庁、JWordにも有害サイト情報を提供(ITmedia)


 JWord及びJWord社(現:GMOインターネットグループ)は旧称アクセスポート社の頃より、多くのユーザーの反感を受けるような行為を繰り返していた過去がある。
 それらについては拙い内容ではあるが、以前取り纏め言及したはてなのブログを閲覧して参考にしていただきたい。
JWordとcnsminのスパイウェア・ブラウザハイジャッカー疑惑(Semplice)

 9月9日付けで、JWordのサイトには、この件についてのアナウンスが表示されているのだが。
 なかなか誇らしげな文面で、ネット社会での悪質サイト抑制に率先として取り組むポジティブな企業であると、アピールなされているんですがね。
 自身の過去をどのように清算なされるつもりなのか、大変注目しております。

 警視庁と連携し、悪質・犯罪関連サイトの被害抑止・軽減に協力することになりました。
 JWord社は、有害サイトをJWordに登録しないことで閲覧の安全性をより高める取り組みを開始いたします。
 警視庁と連携して、有害サイトをシャットアウト〜インターネット閲覧の安全性を高める取り組みを開始〜(JWord)
 (http://www.jword.jp/info/info_newsrelease.20050909.htmより引用)


関連記事


 JWordとcnsminのスパイウェア・ブラウザハイジャッカー疑惑(Semplice)
 JWordが勝手に・無断でインストールされる理由と経路の謎  

2005年09月10日 - 月別アーカイブの表示

 月別アーカイブを閲覧しようとしたものの、http://blog.lucanian.net/archives/2005-08.htmlなどがエラー表示でできないのだ。
 以前は閲覧できたのだが。

 プラグインの設定から「月別アーカイブの表示形式」をテキストリンクよりプルダウンリスト形式に変更
 ・・・・・表示された。
 またプルダウン形式よりテキストリンク形式に変更。
 ・・・・・表示されるぢゃないですか。

 何かが間違っているような気がする。